5日間40度近い高い熱が続いたのに
仕事休まなくて、
遅番だった今日、月の全身に赤い発疹が
出ているのに気付いて病院に連れて行った。
なんで今まで連れてこなかったんですか?
と、軽く叱られて、まあ、なんかのウィルスに
かかって治るところ、と診断された。
お昼ごはんを駅のそば屋で食べさせて
薬を飲ませて、
もう元気だからバイトに行く、と言うのを
止めて、バイト先の店長に事情を説明して、
休ませるようにしてから、
わたしはわたしで、
どうしても気になることがあったので
出社したら、先輩お母さんたちに
「こんなときくらいそばにいてあげなさい」
「いえにおかあさんがいるだけで、安心して
熱が下がるんだから」
「そんなにほったらかして恨まれるよ。」
くらいの勢いですごく愛情深く怒られて帰ってきた。
月は、天の部屋で並んで座ってゲームしてた。
○
月は高熱出して喉が痛くても食欲あってすぐ治る、
と思ってたんだけど、長引いたなあ。
苺とか練乳とか、ふだん買わないものも
買ってきたりしてて、
足りないものは天が買いに行ってくれてたんだけど、
熱で食べられなくて痩せちゃってかわいそうだったなあ。
と、今ごろ思う。
○
断酒は、ときどき失敗しながら継続中。
先週は天とふたりで夜ごはん外食して
すんごくたのしかった。
病院もクスリも大嫌いな夫が、わたしの
服薬に気付いたようで、依存症のすべてという本を
図書館で借りてきて、わたしの布団の近くに
なにげないように、おいてある。
何も言わないでそんな本をそんな風においてるのが
気に入らなくて、その上にどさどさとさりげなく
いろんな持ち物を置いて見えなくしたら、
引っ張り出されて枕の横に置いてあった。
彼はあいかわらずいそがしいけど、
早く帰ってきたり、わたしが眠る前にそばにいてくれたり、
気を遣ってくれているように感じている。
彼はわたしに、自分の身体のマッサージや
お弁当作りやアイロン掛や部屋の掃除をして欲しそうだ、
とわたしは勝手に受け止めているし、
実際のところもそう思っていると思う。
眠剤を半錠にして、抗不安薬といっしょに飲むと
眠りやすいし、朝も起きられるようになったので
いっしょうけんめい、お弁当を作る。
○
月の体調がはやく治るといいと思うし、
天がやりたいこともはやく見つかるといいと
思うけど、わたしにできることは
自分がしあわせと思うことをやり続ける
ことだと思う。