お台場で開かれている
Fiesta Mexicana 2007に行ってきた。
タコスもナチョスも激辛サルサソースもおいしかったが、テキーラ試飲もうれしかった。1瓶6000円のテキーラうまい!日本初上陸と言うコーヒー味のも、アーモンド味のもうまかった!
「gracias.」って言ったら、「De nada. 」って返ってきて、Muchasうれしかった。そのほかのスペイン語は数のカウントしかわかんないけど。1年前には知らなかった言語だもんで、ちょっとうれしい。
子どもらは、ピニャータ割りにも参加させてもらった。
「これは悪魔の化身?とされるピニャータです。
悪魔はこんなきれいな姿で騙そうとするよ、
目隠ししてでも、怖いものに向かって行くんだよ!」
っていう意味が語られていたように思う。
”Dale Dale Dale,
No Pierdes El Tino.
Porque Si No Pierdes,
!Pierdes El Camino!”
みんなで歌いながら順番に棒で叩くのだ。
ちびっ子達が次々と挑戦、月がついに割り、中からお菓子がたくさん出てきた。
そのあとでステージの歌や踊りを見ていると、月がどうしてもサボテンが欲しいと言い出す。
「4つ子ちゃんがふたつだけしかないのに、早くしないと売り切れちゃうよ。」「ううむ。ママはできたら帰り道に買いたいんだけど。」「だって〜〜。」と口を尖らせるのが可愛かったので500円玉を渡し、「二つ買ってきていいよ。」と天といっしょにお買い物に行かせる。
ふたりそれぞれに満足のサボテンが見つかったらしい。大事に大事に捧げ持ちつつ、ちょっと甘いものが食べたい、というので
アクアシティに行ってみる。
すると、トイザラス前に、誰かが何かこぼした水たまりが放置されていたのに、他の何かに気を取られていた天がまんまとずってーーんと滑り転ぶ。
買ったばかりのサボテンが!!!バラバラに!!!
あ、あう、あうあう、ママ、ママ!
サボテンがああああ、サボテンさんがああああ!!!!
僕たちが名前を付けたばっかりなのにいいい。
うおおおおん、うおおおおおん、と泣き叫びながら濡れた床に散らばった砂粒の一つ一つを拾い集める天と月。とりあえず定員さんを呼びに行った。モップを持った係員さんが、床を拭き、砂を集めるのを手伝ってくださって天と月もやがて落ち着いてほっとした。
アイスクリームも食べてすこし機嫌が直ったところで、
ソニー・エクスプローラサイエンスにも行ってみる。
大人500円、子ども300円の入場料。電脳系の遊びがほとんどなんだけど、子どもばかりでなくロマンチックな色と光がデートでもたのしめそう。なんの説明もなくても子どもらが着々と操作法など会得していくのに感心する。
さて、わたしも一緒になってしばらく遊んで退場。その間、サボテンはわたしが持っていたのだけど、ビニール袋の中で、土とサボテンがバラバラになっているのを見て、また、ふたりが泣き始める。
サボテンを一株ずつ捧げ持って、泣きながら歩く子ども達。
な、なんだ、これはいったい、なんのパレードなんだ状態。
メキシコ祭りの会場に戻ってみると、夕暮れのステージではLA VIDA ES UN CARNAVAL(人生はカーニバル)の演奏!踊る観客!うわああーーい、とわたしが喜んでいるあいだに子どもらはちゃっかりとサボテンを交換してもらったらしい。
Ay,no hay que llorar que la vida es un carnaval
泣くことはない、人生はカーニバルだ♪
ありがとうお花屋さん。
サボテンはあの後は無事に我が家まで辿り着きました。