昨日の天の宿題がまた作文で。原稿用紙に3枚書くのが課題。3枚書かなきゃいけないことに圧迫を感じる天。
「アイディアが出ない。」とかなんとか言いながら3時間かけて3枚書く。爪をいじったり、ポッポで和んだり、月と喧嘩したり、で3時間なんだ。
集中させようとすると、うんざりする。できるだけ放っておきたい。ところが、その状況で放っておくのもけっこうむずかしい。うあああ、もう!さっさとやればさっさとできるのに、とイライラするわたし。
その間は、月もテレビが見れない。月とわたしはお絵書きして遊ぶ。けっこうな大作ができたぞ。月、お風呂に入って歯磨きしてさっさと眠る。天は結局、10時半に就寝。
今朝、起きたら「お腹が痛い」と言う。朝ごはんは食べられたので、ランドセルを背負わせて行かせようとすると、お腹がますます痛くなる様子。とりあえず、月を先に行かせる。月、さっさと用意してさっさと行く。
わたしは、午前10時までにやらなければならない用事がふたつあったので、まずはそちらに取りかかる。天を寝かせておいて一つめの用事を済ませる。天、青い顔して眠ってた。
そう言えば、昨日眠る前に、「明日は先生が出張でいないからつまんない。」と言ってたなあ、などと考える。二つ目の用事を早めに終わらせてもらってもう一度帰宅すると、天、すっきりした顔になっていた。
「お腹が痛いのは治った。」と言う。
天の横にわたしも寝転がって天をぎゅっとする。
「天、今日は先生がいないから不安だったの?」と聞いてみる。
「うん。先生がいないとイヤなことがある。」
「なにかイヤなことがあるの?」
「うん。先生がいないとき、僕は転んだり、ドッチボールで当てられたり、イヤなことばっかりある。」
「誰かがわざとそうするの?」
「違うよ。なぜかイヤなことが起きるの。」
「天、病気で学校行けないとき、ママとふたりで、こうやってる時間がけっこう好きなんでしょ。」
「うん。僕、甘える時間。いつもは月がいるから、僕、甘えられない。」
「なに言ってンのよ。天が作文やってるときなんか、月はいつもほったらかしになってるじゃん。月だって、いっつも我慢してるんだよ。」
「そっか。」
「天。今日、学校行ける?」
「行ける。友だちに会いたい。」
ごろごろしながら話す。天は元気だ。だいじょうぶだ。
休み時間をねらって、教室まで送っていく。先生のまわりに子ども達が集まってて、いい雰囲気の教室。
「なんだ。先生、教室にいるじゃん。」
「う。僕、間違ってた。」
先生にかんたんな事情を説明して引き渡す。ランドセルを置いた天、校庭に飛び出していく。ムラくんとドッチボールだ。もう、だいじょうぶだなあ、と安心して帰宅。
調子悪いときにはちょっと休んでゆっくりするといい。
天のポッポとカエルサン。天は赤ちゃんだった頃から、ずっとこの素材のスポンジに愛着してる。いつでも触ってる。「洗濯すると匂いが変わるからダメ」と言うので、ポッポはとてもねっとりしっとりした感触。「そこがいい」のだそうだ。