ジャマイカについてはバナナ食べて暮らせるような陽気な楽園ってくらいなイメージしかなかった。ジャマイカの音楽も、ずううと聞いてきたけれど、こんな歌詞だなんて考えたこともなかったし、ほんとに、なにも知らなかった。
知らないということを知ることができる映画。
日本の食料自給率が低いことは学校で教わったけれど、どうして自給率が低いのか、っていうと輸入に頼っているから、ってくらいの浅い考えしかなかった。
今は、けっこうちゃんとした生協に加入しているので、それでなんとなく、国産の、産地がはっきり見える食べ物を選ぶようになっているし、輸入品もフェアトレードであることを基準に選ぶようになっている。食料品以外の商品を選ぶときにも、安いってだけで飛びつかない選択ができるようになった。そんなふうな、生協に加入することで得られた視点を、この映画で深く考え直すことができた。
賢い消費者でありたいと思う。
そうすることが、大きな視点から見ると、自分の国を守ることになるのだと確信。