朝自習の時間の読み聞かせ。今日は5年生担当。
いつも開始する時間になっても集まり悪し。
いい天気だったもんね。
汗だくの男子が外あそびからばらばら戻ってきた。
5年生といえども、でっかい子どもは、うちの夫より体がでかい。
教室の空気が落ち着くのを待って、まずは『悪魔のりんご』。
おとなっぽいお話だ。
わかる子にはわかっただろうけれど、
わかんない子にはちんぷんかんぷんだったかも。
(小学生だった頃に愛読してた『詩とメルヘン』って雑誌に
こういう絵があったなあ。
ちいさな町に一軒だけあった本屋でお取り寄せの定期購読をさせてもらってた。
やがては『宝島』の定期購読に切り替えたのだが、その話はまた今度。)
すこし時間があったので『雨のち晴』に取りかかる。
いやはや。開始時間がずれ込んでいたので、ちょっと長かった。
やっと読み終わったときには、担任の先生がいつのまにか教室にいらしてて驚いたが、先生と子どもたちから、あたたかい拍手をいただく。
「今日で、みんなが5年生の読み聞かせはおしまいです。
次は6年生だね。
みんなが6年生になってもがんばるのでよろしくね。」と、挨拶して退出。
昇降口で記録簿を書いている仲間と合流。
今日初めて読み聞かせデビューなさった方は、胃薬が必要なほど緊張なさったとのことだったが、正直、楽しかった!とのことで、うれしく思う。
そのほかのメンバーさんから、「(わやくちゃだった)1年生が、今日は、なんと50ページのお話をいっぺんに全部聞くことができた!」とのお話を聞いて、また、うれしい。
この活動もまた、ひとつのきっかけとして、子どもは成長するし、大人も成長する。
わたしの子どもたちも、いろんなほかのおかあさんから、わたしでは選び得ないようなお話を聞かせてもらえてる。
華やかな春の花の束を受け取ったような気持ちで、よかったねー、とにこにこ笑いあって解散。